この記事の目次
トナーってなに?
トナーカートリッジ内に入っている粉をトナーと呼びます。レーザープリンターなどはトナーをドラム(感光体)に吹き付け、これを紙に直接焼き付けることで印刷します。
トナーとインクってなにが違うの?
・印刷品質:細かい色は表現できない
・印刷スピード:速い
・耐久性・耐水性:高い
・特徴:普通紙でもカラー印刷可能
・印刷品質:細かい色まで表現可能
・印刷スピード:遅い
・耐久性・耐水性:低い
・特徴:専用紙以外では色が滲む
トナーは印刷スピードが速く耐久性に優れているので、時間効率を求める会社や、店頭POPなどで使用する小売店にぴったりです。インクは溶け合うことできれいなグラデーション表現が可能なので、色合いを大事にする写真印刷にぴったりです。
トナーとインクのコスト比較
結論からいいますと、 インクプリンターは印刷枚数が少ないほどお得になり、トナープリンターは印刷枚数が多いほど得になります。
トナー | インク | |
印刷コスト | 安い | 高い |
初期費用 | 高い | 安い |
修理代 | 高い | 安い |
電気代 | 高い | 安い |
インクプリンターはインク代が安いので初期費用が安くすみますが、インク容量が少ないので、交換するたび費用がかさみ、大量印刷をすると割高になってしまいます。
トナープリンターはトナー一本が高いので初期費用が高くなります。ただ、トナーやドラムは一つあたりの印刷可能枚数が多いため、使い続けると1枚あたりのコストが安くなります。
電気代や修理代で比較すると、レーザープリンターは熱を使って紙に焼き付けるので、電気代のコストがインクよりやや高くなります。もので表すと小型暖房と電球くらい違います。修理代も大型のものであればトナーは高額になります。
プリンターのスペック比較
幅×高さ×奥行き | 重さ | 印刷速度(カラー) | 解像度 | 最大給紙枚数 | |
トナー | 30x287x418 mm | 12.8 kg | 1分間に18枚 | 9600 dpi | 251枚 |
インク | 372x139x315 mm | 6.2 kg | 1分間に10枚 | 800×1200 dpi | 200枚 |
今回は手軽な売れ筋トナープリンター(レーザープリンター)で比較してますが、トナープリンターサイズをこれより大きなもので見ると、印刷速度は1分間に26枚など、さらに上がります。会議用の大量に必要な文書印刷などであれば、断然トナープリンターがオススメですね。
まとめ
大量印刷する方はトナーを使う複合機やレーザープリンタ、印刷品質にこだわりたい・そんなに多く印刷しないという方はインクプリンターが良いでしょう。
印刷コストをさらに抑えたい場合は、リサイクルトナーや互換トナーを使用するとさらにコストカットが可能です。エコッテのリサイクルトナーは売れ筋商品なら純正トナーより 最大86%もお得に販売しています。ぜひ一度ご検討ください。
「せっかく新しいレーザープリンターだから純正トナー以外はこわい…」という方でも安心していただけるように、エコッテでは独自に 商品とプリンタに1年間のふたつの保証をおつけしております。万が一のときは全額返金させていただきます。トナー導入は初期費用がかかるので、少しでも迷ったり悩んでいる方はお気軽にカスタマーサポートまでご相談ください。
使用済みトナーの回収・捨て方
トナーは粉塵爆発が起こる危険があるため一般ごみには捨てられません。いくつか決まった回収先や処分方法がありますのでご紹介します。
- 購入した店舗に回収を依頼する
- 回収ボックスに入れる
- メーカーに依頼
- ベルマーク運動で回収
- 産業廃棄物として廃棄
- 未使用品は買取業者に
購入した店舗に回収を依頼する
トナーカートリッジは販売業者が回収していることがほとんどなので、まずは購入した店舗に確認しましょう。
回収ボックスに入れる
インクカートリッジ同様、全国の家電店などにある回収ポストに捨てることも出来ます。近くの量販店に確認しましょう。
メーカーに依頼
純正カートリッジに限り、メーカーが回収している場合があります。方法はメーカーによって異なります。
ベルマーク運動で回収
ベルマーク財団でも運動の一環として、トナーカートリッジを回収しています。ベルマーク財団にトナーカートリッジを送付することで回収されます。まずはベルマーク専用回収箱を請求してください。
産業廃棄物として廃棄
業者によっては粉塵爆発を恐れて回収を拒否するところもあります。産業廃棄物業者に回収を依頼した場合、回収したトナーカートリッジは綺麗に掃除し、使える部品はそのままリサイクルに出されます。
未使用なら買取業者に回収依頼
未使用のトナーを回収している業者は複数あるので、まずは見積もりを取ってみましょう。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ後藤です。