今回はエプソンのビジネスプリンターPX-S885をお使いの方へ、プリンターインクの正しい選び方と賢い節約方法を詰め替えインクのエコッテが解説します。PX-S885・PX-S885R1・PX-S885R2のインクについては、何を買えばいいのか迷っている方も多いのではないかと思います。実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
そこで早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。
- EPSON純正インクは、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 互換インクは、純正インクを模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
この記事の目次
エプソンビジネスプリンターPX-S885の特徴は?
エプソンのPX-S885は2019年5月、PX-S885R1は2019年12月、PX-S885R2は2021年1月に発売されたビジネスプリンターです。プリンターの本体の価格帯としては、2万円台で購入することができる機種です。この機種ではインクカートリッジよりも大容量化が可能なインクパックシステムを搭載していて、プリンター本体がコンパクトボディーで場所をとらないのにたくさんんの印刷ができることが特徴です。
プリンターの機能面を見ると、コピー・自動両面印刷・無線LAN対応・AirPrint印刷ととても多機能になっています。
PX-S885に使うインクの型番や色数はIP01
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、PX-S885に使うインクの正しい型番についても簡単におさらいしておきましょう。PX-S885に使うエプソン純正品のインク型番は、IP01という名称です。
エプソン純正品のカートリッジ自体には、IP01AやIP01Bなどといったラベルが貼ってあります。後ろが「B」になっているものは大容量タイプとなっています。
●IP01KA/IP01KB(顔料ブラック)●IP01CA/IP01CB(顔料シアン)●IP01MA/IP01MB(顔料マゼンタ)●IP01YA/IP01YB(顔料イエロー)を使用します。
インクの成分は全色顔料インクとなっています。顔料インクは水に強いので濡れても滲みにくいという特徴があります。
EPSON PX-S885に使うIP01インクの種類や価格は?
上記の通り、PX-S885に使うインクはIP01シリーズですが、IP01のインクの種類については意外と知っている人が少ないようです。なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。
そこでIP01対応のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。
エプソン製のIP01純正インク
まず、プリンターメーカーであるエプソンから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。とても高品質ですが、その分価格はとても高いものになっています。エプソンのオンラインショップで価格を見てみると、IP01KA (標準タイプ)は8,690円(税込)で、IP01KB (大容量タイプ)は2,0240円(税込)となっています。
プリンター本体の価格を考慮しても、純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。印刷を続けていき、インクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。そのため、「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」と後悔している方も多いのではないでしょうか。
IP01純正インクの使い方について
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
エプソン以外が製造しているIP01互換インク
また、インクの種類のひとつでよく知られているのが、互換インクカートリッジです。純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です。
互換インクの使い方は純正インクやリサイクルインクと同じようにプリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。
ただし、互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。
IP01対応互換インクの使い方(純正インクとほぼ同じ)
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
PX-S885のインク選びのポイント
IP01純正インクはこんな方の印刷におすすめ!
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する(100年インク)
- 簡単手軽がいい
- 印刷コストは高くてもOK
- インクは年1回しか買わない
エプソン以外が製造したIP01互換インクはこんな方の印刷におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- 簡単手軽がいい
- それなりに印刷コストを削減したい
- インクは年に数回は買う
PX-S885の互換インクはどこで買うべき?
互換インクは商品の品質にバラつきがありますので信頼できるお店をお選びください。
- インクの専門店
- 販売実績があるお店
- プリンターのことにも詳しい担当者がいるお店
- 保証がしっかりしているお店
- リピート客が多いお店
エコッテは1999年創業のインク専門店!
- 1999年創業のインクの専門店です
- 販売実績30万件以上
- プリンターを購入してテスト印刷も行っています
- インク商品とプリンターのダブル保証
- ファンが多いのが自慢(エコッテの口コミ・評判)
エプソンのプリンター部品 メンテナンスボックスについて
最後にもう一つおまけでお話ししておきます。IP01を使うプリンターはメンテナンスボックスを交換することができます。EPSON プリンターは印刷方法から廃タンクエラーがCanonより早めに起きやすいのが特徴です。従来はプリンターを長期に渡って使用した場合、この部品の交換のためにプリンター本体を定期的にメーカー修理に出す必要があったのですが、最近はメンテナンスボックスがセルフで交換できるタイプが販売されています。
このタイプなら、メンテナンスの時期になってもエプソンにプリンター本体を修理に出すことなくメンテナンスボックスを購入して交換すれば良いだけですので助かります。プリンターを毎日使っていて少しでも印刷できない期間があると仕事に差し障る人には嬉しいですね。
メンテナンスボックスが交換できるプリンター機種
PX-S885・PX-S885R1・PX-S885R2はメンテナンスボックスを交換できる機種です。メンテナンスボックスはエプソンダイレクトショップ、アマゾン等で販売されています。型番はPXMB8、エプソンダイレクトショップで3,122円(税込み)です。
さいごに PX-S885のインクを賢く選んで節約!
いかがでしたでしょうか?最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。
特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。ぜひお使いのプリンターでも詰め替えインクが使えるか探してみてください。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ當山です。