ブラザーMFC-J7700CDWのインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。
実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。
早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。
- 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
- 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
使い方は純正インクと同じだよ。
互換インクについては、「互換品(互換インク)」で紹介されているよ。
すぐに商品を見てみたい場合には、LC417XL 互換インクから見てね。
もひっち
それぞれのインクについてのコスト表をまとめてみました。
コスト | 価格 | 合計 | ●LC417XL BK |
●LC417XL C |
●LC417XL M |
●LC417XL Y |
|
純正品 大容量 |
322円/ml | 20,900円 | 65ml | 20ml | 15ml | 15ml | 15ml |
互換インク 大容量 |
285円/ml | 18,500円 | 65ml | 20ml | 15ml | 15ml | 15ml |
詰め替えインク | 30円/ml | 5,412円 | 180ml | 30ml | 30ml | 30ml | 30ml |
純正品と詰め替えインクを比べると、11倍もインクコストが違うんだね。
もひっち
プリンターの特徴は?
MFC-J7700CDWは、2023年夏モデルのプリンターです。
プリンターの価格帯としては、8万円台で購入することができるA3対応の機種です。
機能面を見ると、コピー・スキャン・FAX・自動両面印刷・フチなし印刷・Wi-Fi印刷・ロール紙プリントととても多機能になっています。
スマートフォンにブラザーのアプリ「Brother Mobile Connect」を入れることによって、簡単にプリントやコピーをすることができます。またスキャンした内容をスマホに取り込むこともできるようです。
プリンターに液晶パネルもついていて、とても使い勝手のよい機種になっています。
もひっち
MFC-J7500CDW | |
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発売年 | 2023年 |
価格(価格ドットコム最安) | 83,809円(2024年8月時点) |
大きさ(収納時)mm | 横幅576×奥行477×高さ375 |
重さ | 約24.0kg |
印刷コスト | A4モノクロ文書:0.8円 A4カラー文書:4.1円 |
印刷スピード | A4モノクロ文書:30枚/分 A4カラー文書:30枚/分 |
自動両面印刷 | ○ |
給紙方式 | 2WAY(前面2段+背面) |
スキャン機能 | ○ |
FAX機能 | ○ |
インクカートリッジ | LC417XL(全色顔料) |
モニター | ○ |
スマホとの連携 | ○ |
インク色数 | 4色 |
互換・詰め替えインク | ○ 互換(エコッテ公式) |
インクの型番や色数は?
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、インクの型番についても、簡単におさらいしておきましょう。
純正品のインク型番は、LC417XLという名称です。
「XL」は「大容量」という意味ですが、標準容量のインクカートリッジはなく、大容量のみ販売されいてるようです。
4色すべて顔料インクとなっていて、LC417XLBK(顔料ブラック)・LC417XLC(顔料シアン)・LC417XLM(顔料マゼンタ)・LC417XLY(顔料イエロー)を使用します。
インクの種類や価格は?
使用するインクの種類については、意外と知っている人が少ないようです。
なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。
しかし、実際にはほとんどの商品が、今から紹介する代表的な3種類に当てはまります。
3種類のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。
純正品
まず、プリンターメーカーであるブラザーから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。
とても高品質ですが、そのぶん価格はとても高いものになっています。
ブラザーのオンラインショップを見てみると、標準容量はなく、大容量タイプのみ販売されているようです。
各色単品のみの販売で、LC417XLBKが4,400円(税込)、LC417XLC/M/Yが5,500円(税込)となっています。合計で20,900円にもなります。
純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。
標準容量に比べて、大容量(XL)は約1.5~2倍のインク容量になっているようです。
いずれの容量にしても、印刷を続けていき、インクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。
「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」という方も多いと思います。
純正品のコスト表
純正品 | コスト | 価格 | 合計 | ●LC417XL BK |
●LC417XL C |
●LC417XL M |
●LC417XL Y |
大容量 | 322円/ml | 20,900円 | 65ml | 20ml | 15ml | 15ml | 15ml |
純正品の使い方について
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
純正品はこんな方におすすめ!
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する
- 簡単手軽がいい
- 印刷コストは高くてもOK
- インクは年1回しか買わない
もひっち
互換品(互換インク)
★こちらの商品は「お取り寄せ商品」となります。10営業日程でお届け予定となっておりますのでご了承ください。
また、よく知られているのが、互換インクカートリッジです。
純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。
コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。
純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です。
純正品や再生品と同じように、プリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。
インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。
互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。
また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。
多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。
互換品のコスト表
互換品 | コスト | 価格 | 合計 | ●LC417XL BK |
●LC417XL C |
●LC417XL M |
●LC417XL Y |
大容量 | 285円/ml | 18,500円 | 65ml | 20ml | 15ml | 15ml | 15ml |
互換品の使い方(純正品とほぼ同じ)
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
互換品はこんな方におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- 簡単手軽がいい
- それなりに印刷コストを削減したい
- インクは年に数回は買う
もひっち
詰め替え用(詰め替えインク)
最後に、世間であまり知られていないのが、詰め替えインクです。
詰め替えインクは、純正品のインクカートリッジにインクを補充して使用する詰め替え用の商品です。
高価な純正品のインクカートリッジを捨てるときに、「もったいない」と思った方もいるのではないでしょうか?
実は、シャンプーや洗剤のように、容器(純正品のインクカートリッジ)にインクを補充して再利用できます。
中身のインクを購入して、外身の容器は買いなおす必要がないため、価格もとても安く済み、印刷代が大幅に節約できます。
さらに、互換インクとは違い、すでに使用している純正品のインクカートリッジにインクを補充するので、プリンターとの間でトラブルが起きにくいのも大きなメリットです。
キャノンの純正品のインクカートリッジには、インクを吸収、供給するためのスポンジが入っていて、インクを補充する度に、徐々に劣化が進んでしまいます。
そのため、同じカートリッジに無限に詰め替えることはできませんが、BCI-331+330シリーズ(キャノン)のカートリッジでは、10回以上詰め替えることができます。
このスポンジは、互換インクカートリッジなどと違い、特許ありの優れものなので、再利用しない手はありません。
詰め替えインクは、「お財布にも、環境にも、プリンターにも、純正品のインクカートリッジにも」優しい商品です。
めちゃくちゃ優しいですね。
ちなみに、互換インクには詰め替えインクを補充することはできません。
理由は、後述する、インク残量のリセットや無効操作ができないからです。
もひっち
詰め替えインクの使い方
- 使い切った純正品をプリンターから取り出す
- 純正品のスポンジ面にインクを垂らして補充する
- プリンターにセットして印刷をする
- 残量検知無効操作をする(5秒でできる)
「残量検知無効操作について」で紹介しています。
詰め替え用はこんな方におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- ちょっとした手作業を楽しめる
- とにかく印刷コストは節約したい
- インクは年に数回かそれ以上買う
シャンプーや洗剤と同様に、プリンターのインクも詰め替えが主流になるかもね。
もひっち
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?
たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。
特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。
エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。
ぜひお使いのプリンターでも互換インクが使えるか探してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ當山です。