EW-M873T、EW-M973A3Tのインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。
実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。
早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。
- 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
もひっち
この記事の目次
エプソン IT08KAのインク
エプソンのインク「 IT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YA」はPX-M6711FT、PX-M6712FT、PX-M791FT、PX-S6710Tプリンターのインクボトル4色の型番です。
最大の特徴は今までのインクタンクと違って「 IT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YA」は全色顔料インクという点です。
IT08シリーズのプリンターは?
IT08のインクを使うプリンターはビジネスプリンターです。
機種型番を見ると「F」とありますが、FAX機能が付いたプリンターになります。
PX-S6710TのみFAX機能がありません。数字が4桁はA3印刷機で3桁はA4印刷機になります。
プリンター型番 | 発売日 | 最大用紙サイズ | 機能 | プリンター価格(税別) | |
PX-M6711FT | 2020年7月 | A3ノビ | FAX/コピー/スキャナ | ¥109,980 | |
PX-M6712FT | 2020年7月 | A3ノビ | FAX/コピー/スキャナ | ¥139,980 | |
PX-M791FT | 2020年7月 | A4 | FAX/コピー/スキャナ | ¥89,980 | |
PX-S6710T | 2020年10月 | A3ノビ | 印刷のみ | ¥90,500 |
FAX機能が付いたA3機はインクジェットプリンターでは少ないのビジネスで必要な方にはピッタリのプリンターですね。
IT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YAのインク価格
エプソンから販売されているインクの値段を確認してみます。
インクはエコタンクですので一般のインクジェットプリンターインクカートリッジよりは割安になります。
ただ、残念なことにここ最近、エプソンのエコタンクインクの値段も上がってきているようです。
尚、IC08シリーズの商品名は「えんぴつ削り」です。
googleなどの検索エンジンでは「エプソン 鉛筆削り」で検索されることも多いようです。
エプソンIT08の純正インク価格
成分 | インク型番 | 商品名・色 | インク量 | エプソンダイレクト 価格 |
顔料 | IT08KA | えんぴつ削り ブラック | 127ml | ¥5,720(税込) |
顔料 | IT08CA | えんぴつ削り シアン | 70ml | ¥2,750(税込) |
顔料 | IT08MA | えんぴつ削り マゼンタ | 70ml | ¥2,750(税込) |
顔料 | IT08YA | えんぴつ削り イエロー | 70ml | ¥2,750(税込) |
以前のエコタンクインクと比較するとやはり高いです。
ヤドカリ(YAD)・ハリネズミ(HAR)と比較してみると次のような結果になりました。
いずれもエプソンダイレクト(2020年11月19日時点)での価格です。黒は同じ顔料でも倍以上の価格になっています。
YAD(顔料黒)127ml ¥2,365(税込)、HAR-C/M/Y各色(染料)70ml ¥1,265(税込)
純正品は安くならない
プリンターメーカーであるエプソンから販売されているのが、純正品のインクボトルです。
300年インクというだけあり、とても高品質です。
インクカートリッジと比較すると充分やすいのですが、それでも「えんぴつ削り」「IT08」は高いですね。
最安値でぜひ購入したいところですが、残念なことに純正品はどこで買っても価格にさほどの差がありません。
試しにいくつかのネットショップでIT08KAの価格を比較してみます。価格は202011月20日時点の価格.comを参考にしています。
この時点でIT08KAの最安値は5,006円でこれ以下の価格は難しいでしょう。尚、別途送料がかかる場合もあります。
ラディカルベース 5,006円(税込)
123market 5,007円(税込)
Amazon.co 5,008円(税込み)
純正品はこんな方におすすめ!
高いといってもインクカートリッジタイプに比べると相当安いIT08(えんぴつ削り)です。
写真も文書もきれいに印刷できるのですからこんなに嬉しいことはありません。
でもやっぱりもう少し安くなったらと思わずにはいられない私です。
純正インクボトルはこんな方に向いているのではないでしょうか?
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する
- 印刷コストは高くてもOK
- インクは年1回しか買わない
IT08の互換インクボトルを使うという選択肢
よくを言えばもう少し安いと嬉しいと思っておられる方に互換性のあるIT08KA、IT08CA、IT08KMA、IT08YA、インクボトルをおススメします。
互換インクボトルはお薬のジェネリックのようなものだと思ってください。
エコタンクのインク代が更に大きくコスト削減ができるのがなんと言ってもメリットです。
互換インクボトルも、純正品のインクボトルと同様、エコタンクにインクを補充して使用する商品です。
純正品ではないので、価格も安く済みます。
純正品ではないですが、プリンターとの間でトラブルが起きにくいため、安心してご使用いただけます。
IT08KA インク互換品は約半額になる!
互換インクボトルの価格表が下記の通りです。
詰め替え | ●IT08KA | ●IT08CA | ●IT08MA | ●IT08YA | 合計 | 価格 | コスト |
注入量 | 140ml | 70ml | 70ml | 70ml | 350ml | 4,840円 | 13.8円/ml |
4色セットは3,080円で純正インクボトルに比べると半額以下になります。
黒だけ4本セットもあるので更にお得です。
互換インクボトルの補充方法は
エプソン純正品のIT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YA同様、タンクの注入口にボトルの先を差し込めばインクは自動的に補充できます。
但し、ボトルの内側にフイルムが貼ってあるのでそれをカットする必要があります。(ボトルに説明書きがあるので大丈夫です。)
その後は純正品と同じですのでご安心ください。
互換インクボトルはこんな方におすすめ!
普段使いで頻繁に印刷したい方には互換インクボトルをお使い頂くことをおすすめします。
特に大切なものを印刷する時だけエプソン製に戻すという使い方でも良いかと思います。
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- とにかく印刷コストを削減したい
互換インクボトルはどこで買う
EPSON IT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YAのインク、互換品は商品の品質にバラつきがありますので信頼できるお店をお選びください。
- インクの専門店
- 販売実績があるお店
- プリンターのことにも詳しい担当者がいるお店
- 保証がしっかりしているお店
- リピート客が多いお店
エコッテは1999年創業
- 1999年創業のインクの専門店です
- 販売実績30万件以上
- プリンターを購入してテスト印刷も行っています
- インク商品とプリンターのダブル保証
- ファンが多いのが自慢(エコッテの口コミ・評判)
もひっち
メンテナンスボックスについて
最後にもう一つおまけでお話ししておきます。
IT08KA・IT08CA・IT08MA・IT08YAを使うプリンターはメンテナンスボックスを交換することができます。
EPSON プリンターは印刷方法から廃タンクエラーがCanonより早めに起きやすいのが特徴です。
今までは長期に使用した場合、定期的に修理に出す必要があったのですが、最近はメンテナンスボックスが交換できるタイプが出回っています。
このタイプだとエプソンに修理にだすことなくメンテナンスボックスを購入して交換すれば良いだけですので助かります。
メンテナンスボックスの値段
メンテナンスボックスはエプソンダイレクトショップ、アマゾン等で販売されています。
型番はPXMB9、 エコッテ楽天市場店・Yahooショッピング店・Amazon店で2,380円(税込)で販売しております。
2個~5個セット、互換インクボトルとのセットもあります。
※本店はインクセットのみの取り扱い
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ當山です。