IB10(カード)のインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。
実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。
早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。
- 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 再生品(リサイクルインク)は、純正品を再利用した商品で、純正品より少し安く国内メーカーが多い。
- 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
- 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
互換インクについては、「互換品(互換インク)」で紹介されているよ。
すぐに商品を見てみたい場合には、IB10 互換インク 4色セットから見てね。
もひっち
この記事の目次
対応するプリンターは?
IB10に対応するプリンター一覧です。
IB10対応機種
- ビジネスプリンター EW-M530F
もひっち
インクの型番や色数は?
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、インクの型番についても、簡単におさらいしておきましょう。
純正品のインク型番は、IB10(カードケース)という名称です。
使用されているインクは4色で、黒が顔料インク、その他が染料インクのようです。
●ブラックがIB10KA
●シアンはIB10CA
●マゼンタがIB10MA
●イエローがIB10YA
インクの種類や価格は?
上記の通り、IB10シリーズに対応しているプリンターはありますが、使用するインクの種類については、意外と知っている人が少ないようです。
なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。
しかし、これらはすべて、今から紹介するいずれかの商品に当てはまり、実際には、種類しかありません。
4種類のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。
純正品
まず、プリンターメーカーであるキャノンから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。
とても高品質ですが、その分価格はとても高いものになっています。
エプソンのオンラインショップで価格を見てみると、
IB10CL4A 4色セットは、6,215円(税込)となっています。
プリンター本体の価格を考慮しても、純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。
いずれの容量にしても、印刷を続けていきインクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。
「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」という方も多いと思います。
下記はエプソンの公式ページでEW-M530Fのランニングコスト(IB10使用)を抜粋したものです。
印刷した用紙と印刷方法 | モノクロ | カラー |
1枚あたりの印刷コスト | 約5.1円(税抜) | 約14.7円(税抜) |
純正品の使い方について
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
互換品(互換インク)
また、よく知られているのが、互換インクカートリッジです。
純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。
コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。
純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です。
純正品や再生品と同じように、プリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。
インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。
互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。
また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。
多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。
互換品の使い方(純正品とほぼ同じ)
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
もひっち
インク選びのポイント
純正品はこんな方におすすめ!
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する(100年インク)
- 簡単手軽がいい
- 印刷コストは高くてもOK
- インクは年1回しか買わない
互換品はこんな方におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- 簡単手軽がいい
- それなりに印刷コストを削減したい
- インクは年に数回は買う
もひっち
メンテナンスボックスについて
最後にもう一つおまけでお話ししておきます。
IB10を使うプリンターはメンテナンスボックスを交換することができます。
EPSON プリンターは印刷方法から廃タンクエラーがCanonより早めに起きやすいのが特徴です。
今までは長期に使用した場合、定期的に修理に出す必要があったのですが、最近はメンテナンスボックスが交換できるタイプが出回っています。
このタイプだとエプソンに修理にだすことなくメンテナンスボックスを購入して交換すれば良いだけですので助かります。
メンテナンスボックス交換タイプ
EW-M530Fはメンテナンスボックスを交換できる機種です。
メンテナンスボックスはエプソンダイレクトショップ、アマゾン等で販売されています。
型番はEWMB2、エプソンダイレクトショップで1,980円(税込み)です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?
たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。
特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。
エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。
ぜひお使いのプリンターでも詰め替えインクが使えるか探してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ當山です。