こちらではエプソン、サツマイモ、カメ、クマノミ、イチョウの詰め替え方法(補充方法)をご紹介しています。トラブル解消法については『エプソン サツマイモ カメ クマノミ イチョウ 【トラブル解消法】』をご覧ください。
この記事の目次
エプソン詰め替え対応インクは?
エコッテでは、エプソン用詰め替えインクをインクの形状に応じて2種類ご用意しています。
- 純正インクに詰め替えるタイプ
- 詰め替え専用カートリッジに詰め替えるタイプ
こちらでは、1の純正インクに詰め替えるタイプの詰め替え方法(補充方法)をご紹介させていただきます。
対象型番:カメ、クマノミ、イチョウ、サツマイモ、IC80、IC70など。
対応プリンター一覧(代表例):Colorio EP-882A、EP-880AW、Colorio EP-709、EP-813A、EP-982A3、EP-976A3(2021年4月現在)
2の詰め替え専用カートリッジに詰め替えるタイプは、MUG-4CL (マグカップ)、RDH-4CL (リコーダー)、IC4CL69 (IC69 砂時計)などです。
詰め替えインクの成分
エコッテのエプソン用詰め替えインク成分は、粒子が細かく目詰まりしにくい染料インクで販売しています。
純正インクが顔料インクで販売している商品もエコッテではすべて染料インクで販売しています。
詰め替え時に用意するもの
まずはビギナーセットと汚れ対策の新聞やティッシュをご用意ください。
ビギナーセットとは、エコッテがはじめてさん用に用意した①取扱説明書②手袋③詰め替えインクボトル④リセッターがすべて揃ったセットです。
詰め替える純正インクは一番最初にプリンターに入っていたセットアップ用もお使いいただけます。
機種によっては、セットアップ用カートリッジと通常のカートリッジとで仕様が異なることがあり、詰め替え回数や量が通常と違う場合がありますので、その点だけご留意ください。
互換インクはリセッターが使用できないのでエコッテのものであっても詰め替えできません。
詰め替え方法手順
インクの詰め替え手順は全型番同じです。
リセッターでインク残量をセットする
インクを補充する前にインク残量をリセットして残量表示を満タンに戻す作業を行います。リセッターに電源を供給するUSBケーブルをご用意ください。
①リセッターに電源を供給
USBケーブルの端子をリセッターに差し込み、もう一方の端子をUSBアダプタを使ってコンセントにつなぎます。差し込むと、ランプが緑色に一度だけ点灯します。
②端子を押し当てる
取扱説明書を参考にカートリッジについているICチップをリセッターの端子に接触させて押し当てます。ランプが緑色に変わったら、押し当てたまま5秒ほど接触させます。
③ランプの色が変わる
ランプの色が赤→緑に変わったらリセット完了です。ランプの色が変わらないときは双方の端子の向きを改めて確認してみてください。
インクボトルを開栓する
インクボトルと付属の赤キャップを使用して、ボトルに穴をあけます。
①フタをあける
②穴をあける
付属の赤キャップピンをボトルの先端に取り付け、垂直にゆっくりと奥まで差し込んで開栓します。完全に穴が開いたら赤キャップは捨ててしまって大丈夫です。
ボトルを強く握ると、インクが飛び出る恐れがありますのでご注意ください。
カートリッジを取り外す
プリンターに表示されるメッセージを確認しながら、指示に従いインクを取り外していきます。
①インク量が限界値以下
②印刷以外なら使用可能
③カートリッジ交換が必要
④カートリッジを準備
→「次の手順へ」
⑤交換開始
⑥カートリッジを取り外す
カートリッジにインクを注入する
カートリッジを逆さまにしてインクを垂らし、インクが浸み込まなくなったら完了です。
※インク注入量の確認方法※
純正インクカートリッジはインクが空の状態でも少し重みがあり、手で持っただけではインクが入っているのか分かりづらくなっています。
インクの注入量を確認する場合、インクを補充する前と後に調理用などの目盛の細かいはかりで重さをはかると、カートリッジ内のインク量が分かります。
【参考】インク注入量
型番 | インク注入量目安 | 注入後カートリッジ重量 |
KUI、KAM | 5ml | 18g |
KUI-L、KAM-L | 7ml | 20g |
SAT/ITH/IC80/IC70 | 5ml | 18g |
IC80L/IC70L | 7ml | 20g |
上記注入量は、新品の純正品と空の純正品の重量差から算出していますが、実際にはそれよりも多く注入できる場合もございます。
プリンターにカートリッジをセットする
残量表示がしっかりリセットできているか、実際にプリンターに戻して確認していきます。
①カートリッジをセット
②印刷以外なら使用可能
③非純正を承認
④使用を認める
非純正インク品表示について
詰め替えインク補充後の純正カートリッジをプリンターにセットすると「エプソン非純正品が検出されました。」というメッセージが表示されます。
ご使用に問題はありませんので、[OK]を押して進めてください。
カートリッジをプリンターにセットし、パソコン画面に表示されている『×』マークが消えてインク残量の表示が戻ったらリセット完了です。
リセッターとは?
リセッターは「プリンターのインク残量表示を満タンにするための道具」です。
カートリッジのICチップとリセッターの端子を接触させることで、ICチップに記録されている情報をリセットすることができます。
純正品には、ICチップという小さな電子部品(基板)が付いていて、カートリッジ内のインク残量を検知しています。インクを使い切ったカートリッジは、プリンターが「インク残量なし」と認識するため、印刷することができなくなります。ICチップにリセッターをかけることでインク残量が復活し、インクを補充することで再び印刷することができるようになります。
対応プリンター一覧
サツマイモ:EP-813A、EP-812A、EP-713A、EP-712A
カメ:EP-883AW、EP-883AB、EP-883AR、EP-882AW、EP-882AB、EP-882AR、EP-881AW、EP-881AB、EP-881AR、EP-881AN
クマノミ:EP-880AW、EP-880AB、EP-880AR、EP-880AN、EP-879AW、EP-879AB、EP-879AR
イチョウ:EP-811AW、EP-811AB、EP-810AW、EP-810AB、EP-711A、EP-710A、EP-709A
IC80:EP-982A3、EP-979A3、EP-978A3、EP-977A3、EP-907F、EP-808AW、EP-808AB、EP-808AR、EP-807AW、EP-807AB、EP-807AR、EP-777A、EP-708A、EP-707A
IC70:EP-976A3、EP-906F、EP-905F、EP-905A、EP-806A、EP-806AW、EP-806AR、EP-806AB、EP-805A、EP-805AW、EP-805AR、EP-776A、EP-775AW、EP-775A、EP-706A、EP-306
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ當山です。