DCP-J739DN/DCP-J739DWN対応のインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。
実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。
この記事の目次
【結論】今、印刷代が節約できるのは、互換インクのみ!
早速ですが、結論から知りたい方もいると思うので、インクの種類とポイント、印刷コストをまとめました。
下記の理由から、記事投稿時点で印刷代を節約したい場合、互換インクを使用するのがベストチョイスです!
エコッテでは、万が一のために、インクとプリンターのふたつの保証が無料でついていて、安心して購入できます。
【注意】互換インクの識別番号について
互換インクには、プリンターがインクの残量などを把握するために、ICチップがついていますが、
最近のブラザーのプリンターでは、一度使用されたICチップを受け付けてくれない(認識できませんというエラーが表示される)ようになっています。
通常の互換インクでは、このようなことはありませんが、純正メーカーの互換対策として、このようなことが発生しているようです。
そのため、互換インクには、ICチップに刻印されているロット番号(識別番号)と同じ番号のシールが貼られている商品が多くなっています。
互換インクを購入する際には、一度使用したことのあるロット番号でないかどうかを確認するように注意してください。
インクの種類とポイント
- 純正品(純正インク)は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 再生品(リサイクルインク)は、純正品を再利用した商品で、純正品より少し安く国内メーカー品が多い。
- 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
- 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
詰め替えインクも、インク残量をリセットするためのリセッターという道具が必要なため、販売までに時間がかかります。
もひっち
印刷コスト比較表
インクの種類 | コスト | 価格 | 合計 | ●LC411BK | ●●●LC411CMY |
---|---|---|---|---|---|
純正インク | 140円/ml | 4,345円 | 31ml | 10ml | 各7ml |
再生インク | 120円/ml | 3,718円 | 31ml | 10ml | 各7ml |
互換インク | 58円/ml | 3,080円 | 53ml | 20ml | 各11ml |
詰め替えインク | 30円/ml | 4,510円 | 150ml | 30ml | 各30ml |
純正品と詰め替えインクを比べると、4.6倍もインクコストが違うんだね。
もひっち
プリンターの特徴は?
DCP-J739DN/DCP-J739DWNは、2021年11月に発売したプリンターです。
プリンターの価格帯としては、2万円台で購入することができる機種です。
機能面を見ると、コピー・スキャン・FAX・自動両面印刷・フチなし印刷・Wi-Fi印刷・AirPrint印刷ととても多機能になっています。
もひっち
インクの型番や色数は?
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、インクの型番についても、簡単におさらいしておきましょう。
純正品のインク型番は、LC411-4PK(4色パック)という名称です。
純正品のパッケージにはバスケットボールが記載されています。
4色タイプの場合には、●LC411BK(顔料ブラック)●LC411C(染料シアン)●LC411M(染料マゼンタ)●LC411Y(染料イエロー)を使用します。
顔料ブラックは、文章印刷でくっきり印刷できるように、染料カラーは、写真印刷が鮮やかに印刷できるようになっています。
プリンター購入時には、スターターインクセットという純正品のインクカートリッジが付属しています。
インクの種類や価格は?
プリンターについてのデザインや機能などに詳しくても、使用するインクの種類については、意外と知っている人が少ないようです。
なぜかというと、家電量販店では、純正品をメインにラインナップしているお店が多く、WEBサイト(特にamazonや楽天市場)では、インクの型番などで検索すると、色々なお店が販売している見た目の違う商品が大量にヒットするからです。
しかし、これらはすべて、今から紹介するいずれかの商品に当てはまり、実際には、4種類しかありません。
4種類のインクについて、それぞれの価格や品質、使い方などを紹介します。
純正品(純正インク)
まず、プリンターメーカーであるブラザーから発売されているのが、純正品のインクカートリッジです。
ブラザーのオンラインショップで価格を見てみると、販売価格は、4,345円(税込)となっています。
プリンター本体の価格を考慮しても、純正品のインクカートリッジがとても高いことがわかります。
印刷を続けていき、インクが切れるたびに純正品を購入していくと、あっという間にプリンター本体の価格よりもランニングコストの方が高くなってしまうことがわかります。
「プリンターを購入するとき、プリンター本体の価格は気にしてたけど、インクの価格までは気にしていなかった……」という方も多いと思います。
純正インクカートリッジの価格・印刷コスト比較表
純正インク | コスト | 価格 | 合計 | ●LC411BK | ●LC411C | ●LC411M | ●LC411Y |
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準容量 | 140円/ml | 4,345円 | 31ml | 10ml | 7ml | 7ml | 7ml |
※純正品のインク量は、エコッテにて印刷テストで算出した概算です。(インクが満タンの状態から印刷ができなくなるまで容量の差を量った結果です。)
純正品の使い方について
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
純正品はこんな方におすすめ!
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する
- 簡単手軽がいい
- 印刷コストは高くてもOK
- インクは年1回しか買わない
もひっち
再生インク(リサイクルインク)
※画像は旧型番です。(記事投稿時点で再生品が販売されていないため。)
次に、家電量販店などで見かけるのが、リサイクルインクカートリッジです。
使い終わった純正品を回収ボックスなどにより再生工場へ集めて、カートリッジを洗浄したり、ICチップ(基板)を付け替えたりして、インクを再充填した商品です。
回収する手間やコストがかかるため、そこまで安くは販売されていないようですが、日本製のものが多く、品質も比較的安定しています。
パッケージも純正品と似ているため、純正品だと思って購入される方もいるようです。
有名なリサイクルインクメーカーは、エコリカ社やJIT社です。(写真はJIT商品)
再生インクカートリッジの価格・印刷コスト比較表
再生インク | コスト | 価格 | 合計 | ●LC411BK | ●LC411C | ●LC411M | ●LC411Y |
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準容量 | 120円/ml | 3,718円 | 31ml | 10ml | 7ml | 7ml | 7ml |
※再生品の価格は、JITオンラインショップの価格を参照しています。
再生インクカートリッジの使い方について(純正インクとほぼ同じ)
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
再生インクはこんな方の印刷におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- 簡単手軽がいい
- それなりに印刷コストを削減したい
- インクは年に1回しか買わない
もひっち
互換品(互換インク)
また、よく知られているのが、互換インクカートリッジです。
純正品と汎用性のあるカートリッジで、純正メーカー以外のメーカーが製造している商品です。
コンパチ品、サードパーティー品という言い方をしているお店もあります。
純正品よりも安く販売することを目的としているため、インクの品質はやや劣りますが、普段使いには十分です。
純正品や再生品と同じように、プリンターにセットするだけなので、簡単にインク交換ができます。
インクが切れた後は、再利用することができないため、カートリッジごと処分することになります。
互換インクの品質はピンキリで、中には、カートリッジに付属しているICチップが原因で、プリンターが認識不良を起こしたりするものもあるようです。
また、カートリッジそのものが変形していて、プリンターにセットできなかったりというものもあるようです。
多くのお店では、万が一の場合にも、保証やサポートがあるため、特に問題なく使用できますが、あまりにも安い商品は要注意です。
互換品カートリッジの価格・印刷コスト比較表
互換インク | コスト | 価格 | 合計 | ●LC411BK | ●LC411C | ●LC411M | ●LC411Y |
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準容量 | 58円/ml | 3,080円 | 53ml | 20ml | 11ml | 11ml | 11ml |
互換品の使い方(純正品とほぼ同じ)
- インクカートリッジに付属しているキャップを取る
- インクカートリッジに貼ってあるシールを取る
- プリンターにセットして印刷をする
互換品はこんな方におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- 簡単手軽がいい
- それなりに印刷コストを削減したい
- インクは年に数回は買う
もひっち
詰め替え用(詰め替えインク)
★スタッフからワンポイント★
最後に、世間であまり知られていないのが、詰め替えインクです。
詰め替えインクは、純正品のインクカートリッジにインクを補充して使用する詰め替え用の商品です。
高価な純正品のインクカートリッジを捨てるときに、「もったいない」と思った方もいるのではないでしょうか?
実は、シャンプーや洗剤のように、容器(純正品のインクカートリッジ)にインクを補充して再利用できます。
中身のインクを購入して、外身の容器は買いなおす必要がないため、価格もとても安く済み、印刷代が大幅に節約できます。
さらに、互換インクとは違い、すでに使用している純正品のインクカートリッジにインクを補充するので、プリンターとの間でトラブルが起きにくいのも大きなメリットです。
同じカートリッジに無限に詰め替えることはできませんが、LC411-4PKシリーズのカートリッジでは、10回以上詰め替えることができます。
詰め替えインクは、「お財布にも、環境にも、プリンターにも、純正品のインクカートリッジにも」優しい商品です。
めちゃくちゃ優しいですね。
詰め替えインクの価格・印刷コスト比較表
詰め替えインク | コスト | 価格 | 合計 | ●LC411BK | ●LC411C | ●LC411M | ●LC411Y |
---|---|---|---|---|---|---|---|
標準容量 | 30円/ml | 4,510円 | 150ml | 60ml | 30ml | 30ml | 30ml |
※詰め替えに必要なリセッターは除き、詰め替えインクの販売価格のみで算出しています。
詰め替えインクの使い方
※動画内で使用しているインク型番は旧型番ですが、使用方法は同じです。
- 使い切った純正品をプリンターから取り出す
- リセッターでインク残量をリセットする
- 純正品に詰め替えインクを注入する
- プリンターにセットして印刷をする
詰め替え用はこんな方におすすめ!
- インクは普段使いで充分
- 長期保存しない
- ちょっとした手作業を楽しめる
- とにかく印刷コストは節約したい
- インクは年に数回かそれ以上買う
シャンプーや洗剤と同様に、プリンターのインクも詰め替えが主流になるかもね。
もひっち
詰め替えインクのレビュー・口コミ評価
購入者さん
2022年01月24日
おすすめ度
★★★★☆
色味は気になりません。きっと見比べないと分からないレベルだと思います。
故障せず長く使用できることを期待しています。
インクの注入にあたっては、随分力を要しました。何かコツがあるのでしょうね。また挑戦してみます。
購入者さん
2021年06月10日
おすすめ度
★★★☆☆
1回目、イエロー以外がうまく印刷されなくなりましたが、
色々クリーニング後回復しました。
インク量がわからず、インクを入れる際インクがこぼれる可能性があるので手袋
をつけた方がよいです。
購入者さん
2020年02月09日
おすすめ度
★★★★★
購入者さん
2021年2月16日
おすすめ度
★★★★★
もしダメでもエコッテさんのアフターフォローが行き届いています。
11年間使っていて何の文句もありません。今後ともエコッテさんから
インクを購入するでしょう。
購入者さん
2020年07月19日
おすすめ度
★★★★★
購入者さん
2020年05月19日
おすすめ度
★★★★★
経済的なので愛用しています。
もひっち
さいごに
いかがでしたでしょうか?
最適なインク選びのお手伝いになったでしょうか?
たかがインク、されどインクですが、意外と奥が深いものです。
特に、詰め替えインクはまだまだ知らない方が多いと思いますが、実は、欧米やアジア諸国でも当たり前に使われている商品です。
エコッテでは、キャノン・エプソン・ブラザーをメインに幅広く詰め替えインクを取り扱っています。
ぜひお使いのプリンターでも詰め替えインクが使えるか探してみてください。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
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詰め替えインクのエコッテのスタッフ手塚です。
WEBやスマホの時代でも、印刷はなくなりません。
印刷代の節約を少しでもお手伝いできるように日々営んでいます。
EC業界にいながら、意外とアナログ人間です。
最近は登山に行けておらず、目下スクワット中。