年賀状じまいはいつ出す？文例付きで書き方のポイントを紹介

年賀状じまいについて文例とともに書き方のポイントや気をつけることを紹介しています。
年賀状をもうやめようと考えている方はぜひご参考にしていってください。

この記事の目次

1 年賀状じまいとは？
2 年賀状じまいはいつ出す？
3 年賀状じまいで心配なこと
- 3.1 不愉快と思う人もいる
- 3.2 再開したくなるかも
4 年賀状じまいをして良いこと
- 4.1 手間や費用の節約になる
- 4.2 新しい連絡手段で交友関係が復活する
5 年賀状じまいの伝え方
6 年賀状じまいの書き方
7 年賀状じまいの文例
- 7.1 親しい人に送る例文
- 7.2 年齢を理由に送る例文
8 年賀状じまいに使える素材やテンプレート
9 まとめ
- 9.1 年賀状を安く印刷するなら詰め替えインク･互換インク
10 年賀状じまいのよくある質問
- 10.1 年賀状じまいとは？
- 10.2 年賀状じまいはいつ出す？

年賀状じまいとは？

年賀状じまいとは、翌年以降は年賀状を送ることをやめる旨を書いた最後の年賀状のことです。終活年賀状とも呼ばれています。
50代～80代の方が出すことが多いようですが、30代くらいでも年賀状じまいを出す方はいるようです。

さらに10月から郵便料金の値上げもされたこともあり、「年賀状じまい」を考えた方も多いのではないでしょうか。

あえて年賀状じまいを送らずフェードアウトする方法もありますが、事前に伝えておくことで相手に余計な心配をかけることもないですね。

年賀状じまいはいつ出す？

年賀状じまいはどのタイミングで伝えたらいいでしょうか？

年賀状を出すときに
メールやSNSで12月初旬までに
寒中見舞いを出すときに
還暦や古希などの節目に
仕事関係の相手には退職のときに

このタイミングに年賀状じまいを出す人が多いようです。
年賀状以外で伝える方法もあるんですね。

ちなみに2025年（令和7年・巳年）の年賀はがき受付は2024年12月15日（日）から開始されます。
元旦に確実に届けるためには、2024年12月25日（水）までにポストに投函しましょう。

年賀状じまいで心配なこと

年賀状じまいをすることでデメリットはあるのでしょうか？
考えられることは2つです。

不愉快と思う人もいる

年賀状じまいを送られると、「縁を切られた」と悲しい思いをさせてしまうこともあるようです。
自分は年賀状をやめたいと思っていても、相手はそうではない場合もあります。
トラブルにならないためにも伝え方には注意したいですね。

再開したくなるかも

年賀状は1年に1回のイベントです。毎年送っていた年賀状をやめると寂しく思うこともあるかもしれません。
再開することは問題ありませんが、年賀状じまいを送った手前少し気まずいですよね。
そんな時は近況報告と共に寂しく思ったことを素直に伝えるといいですよ。

年賀状じまいをして良いこと

反対に、年賀状じまいをするメリットは2つあります。

手間や費用の節約になる

年賀状の作成って結構時間や手間が必要ですよね。さらに送る相手が多いとなおさら。
その中には義理で年賀状を送っている相手もいるでしょう。
思い切って年賀状じまいをすることで、年末ゆっくり過ごす時間が増えます。

新しい連絡手段で交友関係が復活する

年賀状じまいを交流を絶つために送る人は少ないのではないでしょうか。年賀状のやり取り「だけ」を終了して、交友関係は続けたいですよね。
年賀状じまいを通してメールやSNSなどの連絡先を知らせることで、これまで年1回だったやり取りが増えて再び関係を築けることもありますよ。

年賀状じまいの伝え方

年賀状で伝える

毎年送っている年賀状に、来年からの年賀状から辞退する旨を付け加えます。
メールアドレスやSNSのアカウントなどこれからも繋がれる手段も添えておくと、相手に寂しい思いをさせなくて済むでしょう。

メールやSNSで伝える

普段から連絡先を知っている相手にはメールやLINEなどで伝えるのも手です。
相手が年賀状を用意している場合もあるので、少し早めの12月前半には伝えておいた方がいいでしょう。

電話や直接会った時に伝える

上の二つの方法は文面のみのやり取りになるので、誤解を生んでしまう可能性もあります。
電話や直接会ったときに伝えるのが誤解されずに確実に伝わる方法かと思います。

年賀状じまいの書き方

新年のあいさつからはじめる

年賀状じまいを送るときでも、まず新年のあいさつはしっかりしましょう。

近況報告をする

「旅行に行きました」や「家族みんな元気に過ごしています」など、簡潔に近況報告をすると読み手も楽しめるのでおすすめです。

年賀状じまいの旨を伝える

年賀状じまいをする理由を伝えましょう。
長々と書く必要はありませんが、誤解を生まないためにも伝え方には注意したいです。
万が一にも相手に「縁を切られた」と思われないためにも、全員に同じように年賀状じまいを出していることや、今後もお付き合いは継続したい気持ちも書いておきましょう。

代替案を提案する

今後の連絡手段としてメールやSNSで連絡を取りたい旨や、連絡先のメールアドレスやSNSアカウントなどを記載してくと今後もお付き合いの継続をしたい意思が伝えられていいでしょう。

結びの言葉を添える

最後に、結びの言葉を添えます。
例えば、「またお会いできることを楽しみにしております」、「お身体にお気をつけて、良い年をお過ごしください」など、気持ちを込めた言葉で結びます。

年賀状じまいの文例

親しい人に送る例文

◎例文1

新年あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
私は少し前からペットを飼い始めました。とても可愛くて癒される毎日です。
さて、誠に勝手ながら皆様への年賀状の挨拶は今年で最後とさせていただくこととなりました。
今後はSNS等を活用し密にコミュニケーションが取れたら幸いです。
今年も〇〇さんにとって良い一年になりますように。

◎例文2

新年あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。本年も変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は〇〇へ旅行に行ってきました。とても素晴らしい場所だったのでまた行きたいと思います。
さて、勝手ではございますが家族と相談した結果、どなた様とも年賀状でのご挨拶は本年を最後にさせていただくこととなりました。
今後はSNS等で変わらず連絡を取れたら嬉しいです。
今年も〇〇さんにとって充実した一年となりますように。

年齢を理由に送る例文

◎例文1

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
こちらは朝晩の冷えが続いております。そちらはいかがでしょうか。風邪など引かぬようご自愛ください。
さて、私も〇歳となりました。
節目の年ということもあり、誠に勝手ではございますが皆様への年賀状によるご挨拶は今年で最後とせていただきたく存じます。
今後は電話やメール、SNS等でやり取りをさせていただきますと幸いです。
今年も幸多い年でありますようお祈り申し上げます。

◎例文2

新春のおよろこびを申し上げます。旧年中はお世話になりました。
ご無沙汰しておりますが〇〇さんはお変わりありませんか。
さて、私も寄る年波には勝てず、勝手ではございますが本年をもちまして皆様への年始のご挨拶状は最後とさせていただくこととなりました。
今後の普段のお付き合いは変わらず電話やメール等でやり取りしていただけたら幸いです。
〇〇さんのご健康とご多幸を心からお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。