メンテナンスカートリッジ(廃インクタンク)とは、印刷で余分に出たインクやヘッドクリーニングで出たカスをためるパーツです。
メンテナンスカートリッジがいっぱいになるとプリンターは動かず、メンテナンスカートリッジを交換する必要があります。
この記事の目次
メンテナンスに優れた最強プリンター登場
2019年6月にG5030という特大容量プリンターで、自分でヘッドが交換できるコスパ最強プリンターが出ましたが、2020年11月にそれを超えるメンテナンス最強プリンターG3360が登場しました!
こちらはG5030のヘッド交換ができるという機能に加えてメンテナンスカートリッジ(廃インクタンク)が自分で交換できるという機能がつきました!
いままでは、メンテナンスカートリッジがいっぱいになるとメーカー修理に必ず出して、1週間程度の時間と高い修理費用がかかっていましたが、G3360ならその問題がなくなります。
交換前に行うこと
G3360のメンテナンスカートリッジの交換作業はとっても簡単なので3分あれば交換可能です!交換方法を画像付きで解説していきます♪
エラー表示を確認
「サポート番号1726 メンテナンスカートリッジが満杯になりました」という表示が液晶に表示され印刷できなくなったら、このタイミングでメンテナンスカートリッジを購入します。
この時点で交換しても良いのですが、エコッテで試したときは、この表示が出たときに一度電源を切って、コンセントを抜いたら、メンテナンスカートリッジ交換の表示が消え、さらに900枚ほど追加で印刷できました(^^)
その後、再度エラー表示がされたので交換作業に入りました。
メンテナンスカートリッジの購入
交換するためのメンテナンスカートリッジMC-G02を購入しておきます。
メーカーで修理依頼する場合には数万円かかる場合もありますが、amazonで1,212円で購入できました!
メンテナンスカートリッジ交換方法
硬貨でカバーを開ける
硬貨を使ってプリンター背面のメンテナンスカバーの扉についているコインビスを開ける
硬貨をコインビスに差し込んだら、左方向に回します
メンテナンスカバーを外す
ネジ下にある穴に指をかけてカバーを外します
メンテナンスカートリッジを引き出す
引き出しにくいときは少しだけ持ち上げてゆっくり引き出してください
満杯になったメンテナンスカートリッジは中が真っ黒です
使用済みを袋に入れる
新しいメンテナンスカートリッジに付属していた袋に満杯になった古いものを入れます
新しいメンテナンスカートリッジに交換する
中身が真っ白な新品に交換します。はめにくい場合は、外すとき同様少し持ち上げてみてください
メンテナンスカバーを取り付ける
硬貨を使ってプリンター背面のメンテナンスカバーの扉をつけてコインビスを右に回してしめます
交換完了
オレンジランプが消えて、液晶のメンテナンスカートリッジ満杯表示が消えていれば交換完了です
廃棄方法
使用済みのメンテナンスカートリッジは市区町村の廃棄方法に従って廃棄してください。
特に指定がない場合は、可燃ごみに捨ててください。
未使用と満杯時の比較
満杯のメンテナンスカートリッジと未使用時の重さを比較してみました。
未使用時は165.5g、満杯時は228.7gで約63.2gほど重くなっていました。
G3360用インク型番
G3360用のインクボトル(ギガタンク)はGl-31PGBK/Gl-31C/Gl-31M/Gl-31Yです。
もともと特大容量で通常のインクカートリッジよりもインク代の節約効果が高いギガタンクですが、互換インクにすればさらに半額くらいのお値段まで節約可能なので、互換インクのご使用がオススメです。
互換インク | 純正インク | |
Gl-31PGBK | 1,100円 | 2,310円 |
Gl-31C・Gl-31M・Gl-31Y | 730円 | 1,540円 |
GI-31 4色セット | 2,860円 | 6,930円 |
まとめ
G3360は印刷のコスパが安いだけでなく、自分でほとんどのメンテナンスが簡単にできるのでとってもオススメです。メンテナンスカートリッジの満杯はプリンターを使っていれば必ず発生するトラブルなので、ビジネスだけでなく長くプリンターを大切に使いたい家庭用にもオススメです。
追記
2021年5月中旬ころに発売された特大容量インクタンク搭載ビジネスモデルGX7030やGX6030もメンテナンスタンクの交換が可能です。
対応メンテナンスボックスの型番は「メンテナンスカートリッジ MC-G01」、価格は約2600円ほどです。(2021年8月現在)
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。