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最低でも5回は再利用可能
キャノンのインクカートリッジはとっても優れているので、最低でも5回は詰め替えて使いましょう!
今回ご紹介するBCI系という独立型カートリッジは10回程度詰め替えても問題なく使えます。
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内部のスポンジがすごい
キャノンの印刷品質がいいのはとっても有名ですが、その秘密は液体のインクだけでなく、スポンジにもあるんです。
エプソンやブラザーには入っていないキャノンの特徴であるスポンジはなにがすごいのか?エコッテでキャノンのスポンジを解体して調べてみました。
1.ヘッドがついていない独立型カートリッジBCI系を解体してみる
キャノンのインクは大きく分けて2種類に分かれます。BC系とBCI系があり、BCI系の特徴はヘッドがついていないカートリッジでひとつひとつ色が独立しているタイプのインクを指します。
2.カッターとやすりで切り取り解体しました
あけてみると真ん中から左側(インクの抽出口の上)がスポンジの部屋になっていて、スポンジは3層構造になっていました。
3.ぬるま湯と中性洗剤でスポンジを洗います
中性洗剤で洗っても水につけるとまだインクが出ます。ぎゅっと絞ったりして15分以上洗い続けました。
4.乾かして比較してみます
よくみるとインクの吐き出し口に近づくにつれてスポンジの目が細かくなっていきます。洗っているときに感じましたが、スポンジの目が細かいためか、インク吐き出し口が一番インクを吸い込んでいました。
キャノンのスポンジは単純な3層構造ではなく、スポンジの目の粗さを変えることでちょうどよいインク量を排出できるようになっているんですね。
5.カートリッジに戻します
洗剤などを使ってもみ洗いをしたのに、キャノンのスポンジは全然ヘタレていませんでした。互換ではこんなしっかりとしたスポンジは作れません。やはり、キャノン独自の長年の研究開発の結果があるからこそできる技なんですね。
スポンジの右側の部屋は空になっていますが、本来はインクが入っている部分です。真ん中の壁に穴が開いており、少しずつインクをスポンジに吸わせていく仕組みになっています。
再利用(詰め替え)もとっても簡単
BCI系キャノンカートリッジの詰め替えは、 インク吐き出し口からインクを注入するだけで、スポンジに適度にインクが行き渡り、また問題なく印刷ができるようになります。詰め替え回数も10回程度詰め替えても問題なくきれいに印刷できます。
今まで一度使ったら捨てていたという方は、ぜひ一度キャノンの詰め替えインクをお試しください。 純正インクをエコッテの詰め替えインクにすれば、約70%コストカットができますよ。
BC系(一体型)も詰め替え可能
ヘッドがインクカートリッジについているBC系も詰め替えが可能です。BC系は3回程度が詰め替えの目安になりますが、問題なく詰め替え可能なのでぜひお試しください。
BC系はカラーが一体型になっているので、インクを補充する際は説明書をよくご覧になってから詰め替えると安心です。詰め替え方はドリルで穴をあけて注射針を刺します。
hpのスポンジと比較
キャノン以外で唯一スポンジが入っているhp(ヒューレッドパッカード)のインクも解体してみました。
hpは四角いスポンジが一個だけ入っていました。キャノンと比較するとスポンジ感が強く、化粧をするときのスポンジに似た感触でcanonとは少し違う感じです。スポンジを洗っても色は抜けず、黒いままでした。
お客様の声
ユーザー
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まとめ
キャノンのインクカートリッジは詰め替えインクの中でも一番の人気商品で、レビューも高評価ばかりです。環境保護や節約にもなるので、まだ詰め替えたことないという方はぜひ一度お試しください。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。