BCI-371XL+370XL/6MPのインクについて、何を買えばいいのか迷っている方も多いと思います。
実際、家電量販店やWEB通販サイト(amazonや楽天市場など)では、様々なインクが販売されていて、よくわからないですよね……。
この記事では、お使いのプリンターインクについて、きっとためになる明るいお役立ち情報を紹介します。
早速ですが、結論から知りたいという方もいると思うので、インクの種類とポイントをあげてみました。
- 純正品は、プリンターメーカー正規品で、価格はとても高いが、とにかく品質に優れている。
- 再生品(リサイクルインク)は、純正品を再利用した商品で、純正品より少し安く国内メーカーが多い。
- 互換品(互換インク)は、純正品を模して製造された新品で、価格や品質も様々、、比較検討の必要がある。
- 詰め替えインクは、純正品に補充するためのインクで、とにかく印刷代を節約できて、プリンターにも安全。
純正品のインクカートリッジがそのまま再利用できるので安心だよ。
詰め替えインクについては、「詰め替えインクとは!」で紹介されているよ。
すぐに商品を見てみたい場合には、BCI-371+370(6色)詰め替えインクから見てね。
もひっち
BCI-371xl+370xl/6MPの純正インク
キャノンのBCI-371xl+370xl/6MPのインクに対応しているプリンターはたくさんあります。
2015年秋に発売されたPIXUS MG7730と2016年秋に発売されたPIXUS TS8030はプリンター市場の中でも、特に売れ筋のプリンターです。
この記事を読んでいる方の中でも、これらのプリンター使用して「BCI-371xl+370xl/6MP」を探しておられるのではないでしょうか?
次のプリンターがBCI-371xl+370xl/6MP を使用するプリンターです。
■BCI-371+370/6MP:PIXUS MG7730F / PIXUS MG7730 / PIXUS MG6930/ PIXUS TS8030 / PIXUS TS9030
インクはBCI-370PGBKが顔料インクで、BCI-371M、BCI-371C、BCI-371Y、BCI-371BK、BCI-371GY は染料インクになります。
大容量タイプと標準タイプがある!
プリンターを購入時に入っていたインクカートリッジはBCI-371+370/6MPのインク標準タイプです。
大容量タイプはBCI-371xl+370xl/6MPのように型番に「XL」と あります。単品の場合は「BCI-371XL」「BCI-370XL」といった具合です。
外観は同じ大きさです。中身のインク容量が変わってきます。写真の左は「XL」という文字がないBCI-371BKです。右は「XL」の文字が確認できるBCI-371GYです。
インクの容量は下記の通りです。
なお、BCI-371xl+370xl/6MPVといったセットもあります。「V」はBCI-371xl+370xl/6MPにL判30枚付きのセット品になります。
インクカートリッジ | サイズ | インクの量 |
BCI-370PGBK | 標準 | 15.4ml |
BCI-370XL PGBK | 大容量 | 22.2ml |
BCI-371BK/C/M/Y/GY | 標準 | 6.5ml |
BCI-371XL BK/C/M/Y/GY | 大容量 | 10.8ml |
上記の表はキャノンの公式サイトから抜粋しました。沢山印刷する予定なら大容量タイプがいいですね。
純正インクはいくらで買えるの?
プリンターメーカーであるキャノンから販売されているのが、純正品のインクカートリッジです。
商品パッケージを見ると「Canon」のロゴが入っています。
100年インクというだけあり、高品質で、その分、価格も高いものになっています。
キャノンオンラインショップで価格を見てみると、
BCI-371+370/6MP 6色マルチパックは5,819円(税込)
BCI-371XL+370XL 6色マルチパック(L判30枚付)大容量タイプは8,140円(税込)
になっています。(2020年6月25日時点のメーカー定価)
プリンター本体の価格を考えても、純正品のインクカートリッジはとても高くなっています。
インクが切れるたびに、純正品を購入していくとあっという間にプリンター本体よりも価格が高くなってしまいます。
純正品 | 容量 | 価格 | コスト |
BCI-371+370/6MP | 標準 | 5,819円 | 121円/ml |
BCI-371XL+370XL/6MP | 大容量 | 8,140円 | 106円/ml |
純正インク、もっと安くで買えないの?
残念ながら純正インクはそもそも卸値が高いので販売価格にもそれほど差がありません。
BCI-371XL+370XL/6MPの純正品価格を価格.comで最安値を調べてみました。
これ以上に安くなることはないと思います。(2020年8月27日時点)
各販売店の価格 | 価格(税込) | 最安値 |
キャノンオンライン | 8,140円 | |
エクセラー | 7,004円 | 最安値 |
e-tokka | 7,044円 | 最安値 |
キャノンの純正品インク型番BCI-371+370はどこで買えるかというと実店舗なら「家電量販店」です。
ネットで買うなら「楽天市場」「家電量販店のネットショップ」「アスクル」等、もちろん「Canon オンラインショップ」でも買えますね。
純正品はこんな方におすすめ!
純正インクの価格が気にならない方もおられるとは思いますが、私も含めて大多数の方は頻繁に買える価格ではないと感じられるのではないでしょうか?
そこで純正インクはこんな方におすすめの商品ではないかと思います。
- インクの色にはこだわりがある
- 長期保存を重視する(100年インク)
- インクは年数回しか買わない
- 印刷コストは高くても気にならない
BCI-371xl+370xl/6MPの非純正インクという選択肢
プリンターメーカー以外のインクメーカーが製造した汎用品があります。お薬のジェネリックのようなものと思って頂ければ大丈夫です。
プリンターメーカーさんのインクを使い続けて来られた方は不安な気持ちになられるかと思いますが、お薬同様、いつも使うものだから手ごろな値段で安心できるものを使いたいものです。
インクの汎用品の歴史は案外長く20年以上になりますのでこの間、商品の質も高まり、今では広く企業や官公庁でも使われています。
ただ一部、粗悪品も出回っていますので注意が必要なのも事実です。その点が純正インクやお薬のジェネリックと違うところですね。
非純正インクは2種類
BCI-371xl+370xl/6MPのインクの非純正インクは2種類あります。
1つは純正インクと同様にプリンターにセットするだけの互換インクと言われている商品。
もう一つは今使っている純正インクが空になったらそのインクカートリッジに自分でインクを注入する詰め替えインクです。
まずは互換インクを見てみましょう。
互換インクとは!
BCI-371xl+370xl/6MP 互換インクカートリッジはプリンターメーカーではないインクメーカーで製造されたものです。
純正品と同様にICチップもついているのでプリンターにセットすると残量表示も戻ります。
キャノン製ではないのでカートリッジには「Canon」のロゴは入っていませんが、問題なく使えるのでその点はご安心ください。
互換インクのメリット
- 純正インクより安い
- 純正インクと同様にセットするだけで使える
- 印刷品質は見た目では純正品と変わらない
互換インクのデメリット
- 長期間保存には向いていない(互換インクは30年程)
- 品質の悪い互換インクを購入すると目詰まりの原因になる
- 印刷品質はやはり純正品には敵わない
上記のことを踏まえると大切な写真を印刷する時は純正インクを使い、普段使いは互換インクというふうに使いわけることも有りですね。ただ、粗悪品を買わないようにするためには購入するお店は選んだ方がいいです。
互換インクのラインナップ
全て大容量タイプXLになります。
純正インクの約半額になります。
互換インク画像 | ||
品番 | BCI-370XL BCI-371XL 6色 | BCI-370XL BCI-371XL 6色 2セット |
会員価格 | ¥2,780 | ¥5,490 |
詰め替えインクとは!
BCI-371xl+370xl/6MP詰め替えインクは使い終わったプリンターメーカーのインクカートリッジに自分でインクを詰め替えるものです。
互換インクとの大きな違いは純正インクカートリッジを再利用する点です。
元々が純正インクですのでその品質を活かしてインクを補充するものです。
詰め替えインクのメリット
- 純正インクより安い
- 純正インクカートリッジを使うのでエコ
- 純正インクカートリッジを使うのでインク供給は純正並み
詰め替えインクのデメリット
- 長期間保存には向いていない(詰め替えインクは30年程)
- 品質の悪い詰め替えインクを購入すると目詰まりの原因になる
- 印刷品質はやはり純正品には敵わない
- 詰め替えのが手間
- 残量表示が戻らない
詰め替えは簡単!
BCI-371xl+370xl/6MPの詰め替えはとても簡単です。
空になったインクカートリッジを逆にしてインク出口にインクを垂らしながら補充していきます。どなたでも出来ます。
詰め替えの良いところは何と言っても純正インクカートリッジのそのものの良さをそのまま利用できる点です。
純正インクカートリッジのスポンジは非常に優れたものなので1回切りで捨てるのはとてももったいないです。
上の写真はBCI-371M(マゼンタ)のカートリッジを解体して取り出した中のスポンジです。
スポンジは何層にも分かれており、その用途によってスポンジの質も異なります。とても精巧な作りですね。
この優れたスポンジは数回再利用することが出来ますのでしばらくは純正品のBCI-370 BCI-371のインクを購入する必要はありません。
どれぐらいお得?
わかりやすいように1mlあたりの価格で比較してみました。
詰め替えインクは純正品標準の約3分の1になります!
インク型番 | 純正品標準 | 純正品大容量 | エコッテ 詰め替えインク |
BCI-371+370/6MP | 121円/ml | 92円/ml | 27.8円/ml |
もひっち
プリンターは壊れないの?
粒子の粗いインクを長期間使い続けているとヘッド詰まりを起こす可能性が高くなります。
ヘッド詰まりを頻繁に起こす場合は早々に純正インクに戻すと良いです。
質の悪いインクを使い続けると回復が遅くなりますのでお気をつけください。キャノンプリンターが故障するとしたらこのヘッド詰まりになります。
キャノン製インク以外の汎用品を使うことでその他の故障が起きる可能性はまずありません。
ヘッド詰まりも早期でしたら純正インクに戻せば改善されます。安価すぎるインクをご利用になられるのは避けた方が良いです。
BCI-371xl+370xl/6MPのインクを詰め替えインクにする
信頼できるお店で買う
価格の安いものを選んでしまいがちですが、あまりに安い商品はNGです。
なぜならばそういった商品の多くはインクの質が低い商品を大量に仕入をし販売しているからです。
ぜひ、インクを専門に取り扱っているお店をご利用下さい。
お店を選ぶ時は次のことを目安にお選び頂くと良いです。
- インクの専門店
- 販売実績があるお店
- プリンターのことにも詳しい担当者がいるお店
- 保証がしっかりしているお店
- リピート客が多いお店
エコッテは上記の条件を満たしたお店ですので安心してお買い物ができます。
エコッテは1999年創業
- 1999年創業の詰め替えインクの専門店です
- 販売実績30万件以上
- プリンターを購入してテスト印刷も行っています
- インク商品とプリンターのダブル保証
- ファンが多いのが自慢(エコッテの口コミ・評判)
もひっち
詰め替えインクラインナップ
6色セット | ブラック2本セット |
通常価格 ¥6,314- 会員価格 ¥6,214- |
通常価格 ¥2,134 |
お客様の感想
購入者さん
2018年12月01日
おすすめ度
★★★★★
インクも詰めやすくて印刷もとても綺麗に出来ます!おすすめです。
購入者さん
2018年12月01日
おすすめ度
★★★★☆
カートリッジに穴をあける方法も簡単ですが、私はスポンジからエコッテのインクを垂らして補充しています。スポンジを通すので少し時間がかかるかもしれませんがこの法が楽だと思っています。
純正との色の相違を心配していましたが、変わりませんので、今は安心して使っています。
購入者さん
2018年06月21日
おすすめ度
★★★★★
以前別のお店で安価な互換用のインクを楽天で購入しました。結果何度もクリーニングしてみたもののぼやけた色で、しかも残量が残りすくなくなり苦い思いがありました。今回ははじめてのお店で詰替え用を購入しましたが満足です
購入者さん
2016年12月05日
おすすめ度
★★★★★
無くなった時の予備用に注文しましたので、まだ使用しておりません。使用の感想は述べられません。ただ注文から到着まで非常に迅速な対応でした。 また、疑問がありお電話にて回答を求めた際の対応も、非常に丁寧に受け答えしていただきました。
購入者さん
2016年01月05日
おすすめ度
★★★★★
一つ一つの部品が丁寧に梱包されており、説明書も付いていましたので、初めてでも安心して使用できるかと思います。このタイプは何度か使用していますので、手順はなんとなく理解しておりましたが、より使いやすくなったように思います。写真等のプリントをしませんので、色に関してはよくわかりません。通常の書類程度でしたら、問題無くプリントされています。
購入者さん
2015年12月11日
おすすめ度
★★★★★
最近ではプリンター-も増え・インクの種類も増えました。間違わないでインクを購入するのが大変です。自分の機種も分からず買った、寸法の違ったインクが手元にあります。インクも5色セットでしか売らない店もあります。使用済みカートリッジもやたら捨てられません。本当に助かっています。ありがとうございます。
この記事を書いた人
-
詰め替えインクのエコッテのスタッフ手塚です。
WEBやスマホの時代でも、印刷はなくなりません。
印刷代の節約を少しでもお手伝いできるように日々営んでいます。
EC業界にいながら、意外とアナログ人間です。
最近は登山に行けておらず、目下スクワット中。
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