今回は詰め替えインクのエコッテが、意外と知らない・間違えやすいプリンターとインクの関連用語を解説します。基礎知識として知っておくとインク代・経費削減や思わぬエラーの予防にもつながるのでぜひチェックしてみてください。
プリンター本体の種類用語
- プリンター…インクカートリッジやインクリボン、トナーなどを使用して印刷する機械。
- インクジェットプリンター…インクカートリッジを使用して印刷するプリンター。
- ドットプリンター…インクリボンを使用して印刷するプリンター。
- レーザープリンター…トナーを使用して印刷するプリンター。インクの容量が大きく、1枚あたりのインクコストが安いのが特徴。
- 輪転印刷機…ロール状の用紙をセットして、高速で紙を巻き取りインキを転写する方式の印刷機。新聞などの大量印刷によく使われる。
- 単機能プリンター…印刷機能のみのプリンター。
- 多機能プリンター…印刷のほかにスキャンやコピー、自動補正など多数の機能を備えたプリンター。機能はメーカーや機種によって異なる。
- 複合機…FAXや電話がついているプリンター。
プリンターインクの種類用語
- 純正インク…プリンターメーカーが作ったインク
- 純正カートリッジ…メーカーが純正インクとして販売している正規品のインクカートリッジ。高品質なインクで色褪せしにくく、写真などの品質重視の印刷に適している。
- 互換インク…純正品を模して造られたカートリッジにインクを補充したインクカートリッジ。使い切りタイプのため、純正品と同じように使用することができる。
- 再生インク…純正品の空容器にインクを補充したインクカートリッジ。純正品を使用しているため不具合が起きにくく、互換インクよりも高価。
- 詰め替えインク…純正品のカートリッジや詰め替え専用の半透明のカートリッジに補充するためのインク。純正品や互換品に比べて、印刷代が節約できる商品。
- リサイクルインク…純正カートリッジを洗浄しインクを詰め替えたもの
プリンターインクの成分用語
- 顔料インク…水でにじみにくく、速乾性に優れたインク。用紙に浸透せずに着色するので、輪郭がくっきりした鮮明な仕上がり。
- 染料インク…紙の繊維まで浸透するので、グラデーションや発色が綺麗に仕上がるのが特徴。色が渇くまでに時間がかかり、水でにじみやすいので印刷後の写真の保管方法には注意が必要。
プリンターインクの専門用語
- ヘッドクリーニング…プリントヘッドのノズルの目づまりを改善することができる。インクが十分入っているのに印字がかすれたり、特定の色が印刷できなくなったりしたときに行う。
- 廃タンクインク…排出したインクのカスがたまる箇所。満タンになったら交換・清掃をしなければいけない。
- 廃インクタンクエラー…廃インク吸収体が限界値を超え、交換が必要になると表示されるエラー。余分に噴射して印字されなかったインク、ヘッドクリーニングをした時や縁なし印刷をした時に余ったインクはプリンターの下部にある廃インク吸収体に吸い取られる。この吸収体がいっぱいになったままにしておくとインクがプリンターから漏れ出してしまうため交換が必要。
- 分離型カートリッジ…各色に分かれているインクカートリッジ。6色の場合は、各色1本ずつ計6本のカートリッジを使用する。
- 一体型カートリッジ…ブラックとカラーの二つに分かれているカートリッジ。カラーはシアン・マゼンタ・イエローの3色のインクがカートリッジの中で仕切られている。
- 残量表示あり…プリンター使用時にインクの残量が表示される商品。
- 残量表示なし…プリンター使用時にインクの残量が表示されない商品。
- 解像度…画像を表現するドット(点)が1インチ(2.54cm)あたりにどのくらいの密度で集まっているのかを数値化したもの。
- dpi…解像度を表す単位。
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プリンタートナーの用語
- トナー…中にトナーと呼ばれる粉が入っているカートリッジ。レーザープリンターに使われる。
- 互換トナー…純正品を模して第3のメーカーから製造された汎用性のあるトナーカートリッジ。
- リサイクルトナー…使用済みの純正トナーカートリッジを回収し、再生工場にて洗浄やインク充填をしたうえで、再度販売している商品。
- 汎用トナー…純正トナーを真似て作ったトナー純正トナー同様に使用できるサードパーティ品(互換トナー)
- ドラム…感光体と呼ばれるもので、トナーカートリッジの器にあたる部分。
- 互換ドラム…純正品を模して第3のメーカーから製造された汎用性のあるドラム。
- リサイクルドラム…使用済みの純正ドラムを回収し、再生工場にて洗浄してからICチップを張り替えて再度販売している商品。
この記事を書いた人
- 詰め替えインクのエコッテのスタッフ前野です。